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第53回関西バイオポリマー研究会「バイオマス材料と医療材料(4)」

開催日時 2014年12月 4日 13:30~17:15
場所 産業技術総合研究所 関西センター 基礎融合材料実験棟 2階多目的ホール
参加費用 無料
参加人数 定員 100名
主催

産総研バイオ材料コンソーシアム、京都工芸繊維大学創造連携センター

プログラム

13:30~13:35
 挨拶  
 関西バイオポリマー研究会 代表 酒井 清文


13:35~14:25
「“クラゲのGFP 発光機構”を備えたバイオマスハイブリッド素材の開発」
 産業技術総合研究所 健康工学研究部門 星野 英人 先生

■かつてノーベル化学賞で注目された“自然界でのクラゲGFPの緑色発光機構”は、実は殆ど活用されていない。本講演では、キチン並びにセルロース繊維との複合素材である、発光タンパク質-バイオマスハイブリッドを紹介する。


14:25~15:15
「バイオトランスポリイソプレン(トチュウエラストマー)の開発」
 大阪大学/日立造船 武野 真也 先生

■化石資源に依存しない植物バイオマスの活用は、持続的な資源活用に寄与する。非可食性バイオマスであるトチュウ(杜仲)をもとに化学原料を創るための研究開発から事業化に至る取組みを紹介する。


15:15~15:30
- 休 憩 -


15:30~16:20
「熱分解によるリグニンからのケミカルス生産の可能性」
 京都大学大学院エネルギー科学研究科 河本 晴雄 先生

■リグニンは再生可能な芳香族資源であり、ケミカルス源としての利用が期待されている。リグニン熱分解の分子機構について最近の研究成果を紹介するとともに、芳香族バイオケミカルスへの変換の可能性について議論する。


16:20~17:10
「長期使用を目指した、再生型小口径人工血管」
 国立循環器病センター研究所 山岡 哲二 先生

■小口径人工血管の実用化はバイオマテリアル研究の長年のテーマである。現在、内径3mm の延伸PTFE(ゴアテックス)製の人工血管も上市されているが、小児BT シャントと呼ばれる特殊な術式で使用され、長さは2-3cm 以下に限られる。冠動脈バイパスなどに適応可能な長さの小口 径人工血管が長期間使用されるには、自己組織化が必須と考えるが、果たして、どのような戦略が有効であろうか。議論したい。


17:10~17:15
 おわりに  
 産総研バイオ材料コンソーシアム 中山 敦好


交流会


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お問い合わせなど

【お申し込み・お問い合わせ】
産業技術総合研究所 関西センター
健康工学研究部門 生体分子創製研究グループ
産総研バイオ材料コンソーシアム事務局
TEL;072-751-9522 FAX;072-751-8370
E-mail;kansaibio-ml@aist.go.jp
当日参加も可能ですが、事前申込を受け付けています。 (別添PDF参加申込書をご覧下さい)
事前申込締切:平成26年11月28日(金)



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