開催日時 | 2015年2月10日 13:00~17:55 |
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場所 | 京都工芸繊維大学 総合研究棟(13号館)4階 多目的室 |
参加費用 | 無料 |
参加人数 | 定員 100名 |
主催 | 産総研バイオ材料コンソーシアム、京都工芸繊維大学創造連携センター |
プログラム | 13:00~13:05 13:05~13:45 様々なヒト細胞(特にips細胞由来の様々な細胞)を組み合わせて三次元構造の組織体を構築し、再生医療や創薬開発へ応用することが期待されている。 そのためには、細胞-細胞間の接着を三次元的に制御することが重要である。本講演では、ナノメートルサイズのタンパク質薄膜で細胞-細胞間接着を制御する「細胞コート法」による三次元組織構築と、特に三次元癌モデルについての応用について紹介する。
キチンはカニやエビの殻の主成分であり、天然にはナノファイバーの形状で存在する。本発表ではキチンナノファイバーの単離方法とその利用開発について生体機能を中心に紹介する。
外部刺激に応答して構造変化するポリマーは,刺激応答性ポリマーやスマートポリマーと呼ばれている。スマートポリマーの応用範囲は幅広く,医療・環境・エネルギー分野など多岐にわたる。本講演では,スマートゲルを中心とした革新的なスマートポリマー材料の設計コンセプトと応用例を紹介する。
リアクティブプロセッシングを利用したポリ乳酸系ポリマーブレンド、中でもラジカル発生剤を用いたポリ乳酸のグラフト化反応や、ポリ乳酸/ポリカーボネート系3成分リアクティブブレンドについてそれぞれ紹介する。
合成ポリマーの再資源化には、モノマー化が容易なポリマー素材と、分解機能・安定性が向上した酵素の開発を連動させた戦略が有効である。本講演では、立体構造を基盤としたナイロン分解酵素の分子設計とナイロンの酵素的モノマー化について紹介する。
過去30数年にわたってポリ乳酸に代表される脂肪族系ポリエステル材料の開発に取り組んできたが、こんなにも長い間、同じポリマーを研究対象とすることができたのも、この材料に対するコンセプトが10年単位でシフトしていったからだと思っている。すなわち、80年代は “Bioabsorbable polymer” として、90年代は”Biodegradable polymer”として、そして今世紀に入ってからは”Biobased polymer”として、少しずつ開発目標を変えながら研究を進めることできたのである。これらのコンセプトは、いずれも普遍的な要素であり、今後も研究対象としての重要性は変わらない。ここでは、その開発動向を中心に演者の経験を述べてみたい。
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