公益財団法人りそな中小企業振興財団と京都工芸繊維大学研究戦略推進本部は12月12日(月),京都市の松ヶ崎キャンパスにて技術交流会「AIブームを支える機械学習技術~基本技術から産業応用まで~」を開催しました.
本交流会は,最新技術に関する講演や中小企業の経営者等との懇親会を中心に構成され,産学官連携の推進と異業種交流の場を提供することを目的としています.
今年度は,昨今注目を集めているAI技術をテーマに,機械学習技術の基礎からさまざまな分野への応用に関する講演が行われ,また,講演後には画像認識プログラムの実演等が行われました.このテーマに対する産業界の関心は高く,例年を上回る参加者で会場は満席となりました.自社製品やシステム制御にAI技術を採用したいと考える参加者は多く,さらに深い内容に関する講演も行ってほしいといった声がありました.
【講演プログラム】
◇『機械学習の基本技術』(総論)
講 師: 荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
◇『機械学習の応用』(各論)
テーマ①「音声対話への応用」
講 師: 荒木 雅弘(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
テーマ②「AIと人のインタラクションへの応用」
講 師: 岡 夏樹(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 教授)
テーマ③「アンサンブル学習法を用いた表情認識」
講 師: 野宮 浩揮(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)
テーマ④「半教師付き学習を用いた画像処理」
講 師: 杜 偉薇(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教)
テーマ⑤「強化学習によるロボットシステムの制御」
講 師: 飯間 等(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)