menu

研究者紹介ページ

材料化学系

塩見 治久

Shiomi Haruhisa

塩見 治久 准教授

  • 1983年04月~ 日本特殊陶業(株) 研究員
  • 1989年05月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 1998年05月~ 京都工芸繊維大学 講師
  • 2007年08月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 日本セラミックス協会、粉体工学会、無機マテリアル学会、日本材料学会

該当するSDGs

水質浄化用セラミック多孔体および粉体の合成と評価

ホタテ貝、アワビ、カキ等の貝殻の水産系廃棄物、石膏ボードなどの建築系廃棄物を有効利用して、生活排水、工業排水に含まれる富栄養化の原因物質であるリンや、有害な鉛、カドミウムなどの重金属除去の可能なセラミック多孔体の合成を行っています。また、合成したセラミック多孔体に酵母菌等の有用微生物を担持させることにより、排水中のリン除去とCODの低減を同時に達成できるような新規水質浄化材の開発を目指しています。その他、ハイドロタルサイトや層状亜鉛水酸化物のような、層間に種々の陰イオンを含み、陰イオン交換能を示す層状化合物粉体の合成を行い、陰イオン交換能を用いた排水中のリン酸イオンの除去・回収の可能性について検討しています。

研究者総覧へのリンク