欧米諸国におけるいけ花受容と使用された伝書及びその絵図の研究
フローラルアート関連文献に見るいけ花受容とジャポニスムの研究
研究者紹介ページ
基盤科学系
吉川 順子
Yoshikawa Junko
基盤科学系
吉川 順子
Yoshikawa Junko

吉川 順子 教授
取得学位:
- 2000年3月 学士(文学) (上智大学)
- 2002年3月 修士(文学) (京都大学)
- 2011年3月 博士(文学) (京都大学)
- 2005年10月 D.E.A. Litterature francaise (Universite Marc Bloch (France))
職歴:
- 2014年03月~ 信州大学全学教育機構 講師
- 2015年09月~ 京都工芸繊維大学 准教授
- 2025年04月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 日本フランス語フランス文学会、日本比較文学会、ジャポニスム学会 等
欧米諸国における日本の伝統文化の受容
日本とヨーロッパの交流は16世紀に遡り、宣教師の文書によって日本の風土・歴史・社会構造・文化が伝えられ始めました。19世紀半ばに日本が開国してからは人や物の往来が活発化し、フランスを始めとした欧米諸国で「ジャポニスム」という日本趣味の流行及び日本文化に影響を受けた芸術運動が展開されました。私の研究では、こうした交流のなかで日本の伝統文化がどのように理解されていったかを、当時の欧文史料や新聞雑誌、文学作品、芸術作品を通して調査しています。日本文化が伝えられた経路を特定するほか、多様な視点や目的を時代背景や文化的背景に照らして明らかにすることで、日本文化に対する私たちの従来の見方を刷新することを目指しています。
その他の研究内容