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研究者紹介ページ

電気電子工学系

古田 潤

Furuta Jun

古田 潤 助教

  • 2012年04月~ 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
  • 2014年04月~ 京都工芸繊維大学 特任助教
  • 2017年03月~ 京都工芸繊維大学 助教

所属学会: IEEE、情報処理学会、電子情報通信学会

該当するSDGs

放射線に強靭な高信頼性集積回路の検討

宇宙から飛来する放射線が集積回路の一時的な誤動作を引き起こし、自動車や飛行機などの安全性を低下させる主要因とされています。従来の対策では回路の三重化による多数決が一般的に用いられていますが、面積や消費電力が3倍以上に棯加してしまうため、より低コストな耐放射線回路の実現が必要とされています。 本研究では耐放射線回路の設計と放射線照射による加速試験評価、デバイスシミュレーションによる検討結果を基にして低コストかつ高放射線耐性を持つ回路構造の検討を行っています。2016年には従来回路全体の2割程度の構造を変更することで数十倍の耐性を実現できることを確認しました。

その他の研究内容

上述の研究に加え、「次世代パワー素子の駆動回路」をテーマとして研究を行っています。次世代パワー素子はシリコン素子よりも高速なON/OFFの切り替えが可能ですが、ノイズの増大が問題となっています。本研究では次世代パワー素子の駆動回路を検討しています。

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