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研究者紹介ページ

分子化学系

田嶋 邦彦

Tajima Kunihiko

田嶋 邦彦 教授

  • 1983年04月~ 愛媛大学理学部 助手
  • 1995年06月~ 京都工芸繊維大学 助教授
  • 1999年11月~ 京都工芸繊維大学 教授

所属学会: 日本化学会、電子スピンサイエンス学会、日本食品科学工学会、米国化学会

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短寿命ラジカル種の生成・消失機構のESR法による精密解析

スーパーオキシドラジカル(O2¯·)は酸素分子が一電子還元された化学種で、生体系にいて普遍的に生成する活性酸素種です。O2¯·は不均化反応によって過酸化水素と酸素に変化しますが、この過酸化水素は最強の化学反応種であるヒドロキシルラジカル(·OH)の供給源として、生体系においては炎症、ガンあるいは老化の遠因として、素材・材料の分野では無秩序な酸化劣化反応のトリガーとして作用します。最近は、O2¯·や·OHなどの短寿命ラジカルの直接・間接検出に特化した電子スピン共鳴(ESR)装置を独自に開発したことで、活性酸素種の生成・消失機構の詳細を分子論の視点から議論できるようになりました。たとえば、食品に含まれる様々な抗酸化活性物質の探索と活性評価などに新型ESR装置を応用しています。