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研究者紹介ページ

分子化学系

池上 亨

Ikegami Tohru

池上 亨 准教授

  • 1997年10月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2008年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 日本化学会、有機合成化学協会、クロマトグラフィー科学会

該当するSDGs

各種分子間相互作用の分離科学への利用

生命活動に対する糖鎖の構造や役割を解析するメタボローム解析やグライコーム解析の性能向上には、糖鎖の精密分離が不可欠である。本研究室では、液体クロマトグラフィーの分離媒体の高性能化の研究を行なっている。近年は、糖鎖を始めとする高親水性の生体由来成分の精密分離を目指して、親水性相互作用クロマトグラフィーに用いる分離媒体の設計、合成、評価を一貫して行なっている。水素結合以外の強い相互作用を示さない糖鎖の分離には、親水性の官能基を持つモノマーを重合により修飾した固定相が有効であることを見出した。その官能基ごとの分離特性の違い、ポリマーの重合度と分離性能の関係などを検討し、より有用な分離媒体の調製を目指している。

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