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研究者紹介ページ

基盤科学系

上本 翔大

Uemoto Shota

上本 翔大 助教

取得学位:

  • 2024年3月 博士(法学) (大阪大学)

職歴:

  • 2022年04月~ 日本学術振興会特別研究員(DC2)
  • 2024年04月~ 公益財団法人世界人権問題研究センター 専任研究員
  • 2025年04月~ 京都工芸繊維大学 助教

所属学会: 日本公法学会、情報法制学会、関西憲法判例研究会、関西アメリカ公法学会

該当するSDGs

デジタル社会における表現の自由の変容

20世紀の情報空間においては、マスメディアが情報の「送り手」かつ「媒介者」として機能し、一般市民は「受け手」として情報を受動的に摂取する立場にありました。しかし、デジタル社会へと移行した現代では、依然としてマスメディアが情報の送り手および媒介者として重要な地位を占める一方、かつては専ら受け手であった一般市民も情報の送り手となり、さらに、デジタル・プラットフォームが情報流通を左右する新たな媒介者として台頭しています。このように現代社会における情報空間では、情報の送り手・媒介者・受け手という三者の相互関係が複雑化し、大きく変容しています。この変化を踏まえ、私は、従来の表現の自由論が抱える限界を明らかにし、現代社会に即した表現の自由論の再構築に取り組んでいます。

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