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環境保全型農業における作物生産と雑草防除について

産業廃棄物として廃棄される剪定枝等の植物残渣を未利用資源として作物生産に活用する栽培方法を研究しています。例えば、剪定枝は粉砕機でチップ化し作物や野菜の栽培において多用されるプラスチックマルチの代替として導入する栽培方法について研究しています。また、できるだけ環境に負荷のかけない栽培技術についても研究しています。マメ科植物を対象作物の前に栽培するか、あるいは同時に混作することで窒素肥料を低減しながら対象作物の生育と収量が確保できるような栽培方法について研究しています。また、地表表面を覆う被覆植物と対象作物を混作することで雑草の発生を抑えることができるため、除草剤の使用量を低減しつつ安定した作物生産のできる環境保全型農業の栽培方法について研究をしています。