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研究者紹介ページ

デザイン・建築学系

井戸 美里

Ido Misato

井戸 美里 准教授

  • 2008年04月~ 東京大学 グローバルCOE特任研究員
  • 2009年09月~ ハーバード・イェンチン研究所 客員研究員
  • 2011年04月~ 日本学術振興会 特別研究員PD(東京大学大学院総合文化研究科)
  • 2013年01月~ 東京大学 東洋文化研究所 特任助教
  • 2016年01月~ 京都工芸繊維大学 講師
  • 2021年01月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 美学会、美術史学会、Association for Asian Studies

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日本美術に関する空間的研究―大画面やまと絵を中心に

私はこれまで日本の美術、特に中世の絵画を中心に研究してきました。美術作品の作者や時代の様式について研究する美術史学は西洋で始められ、日本の美術作品においてもその理論を援用して研究がなされています。一方で、屏風、障子、掛け幅、絵巻物など東アジアに共通する、西欧の壁掛けの絵画(タブロー)とは異なる形態を持つこれらの絵画作品は、「美術」という明治期以降に移入された概念で捉えるには限界があるようにも思われます。こうした大画面の絵画は、それらが用いられた空間と密接に結びつきながら鑑賞されてきたため、作品の受容された場に光を当て、作品の制作背景を明らかにすることが本研究の目的です。社寺や御所、城郭に描かれた襖や屏風などの障屏画が主な研究対象です。

その他の研究内容

都市と絵画、和歌と美術、室礼と装飾。

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