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研究者紹介ページ

電気電子工学系

髙橋 駿

Takahashi Syun

髙橋 駿 准教授

  • 2012年04月~ 東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 特任助教
  • 2017年03月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2022年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 応用物理学会、日本物理学会、The Optical Society(米国光学会)

該当するSDGs

半導体カイラルナノ構造による光・電子スピン制御

左回り・右回り円偏光における電場(磁場)は、それぞれ左巻き・右巻きのらせん軌跡を描きながら伝播しますが、固体中の電子と相互作用するとき、それぞれ上向き・下向きのスピンとして転写されます。
本研究室では、らせん構造をもつカイラルナノ構造を利用して片方の円偏光のみを閉じ込め、外部磁場なしで効率的に電子スピンを偏極することに取り組んでおります。将来的には、熱の発生しないスピン流回路を実現し、喫緊の課題であるコンピュータの演算能力の向上を目指しています。
微細加工した半導体薄膜を一枚ずつ積層することで作製したカイラルナノ構造の電子顕微鏡像
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