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研究者紹介ページ

分子化学系

森末 光彦

Morisue Mitsuhiko

森末 光彦 助教

  • 2001年04月~ 山形大学工学部機能高分子工学科 教務補佐員
  • 2002年05月~ 科学技術振興事業団戦略的創造研究推進事業(CREST) 「分子複合系の構築と機能」 研究員
  • 2003年12月~ 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 博士研究員
  • 2006年03月~ 京都工芸繊維大学 助手・助教

所属学会: 高分子学会、光化学協会、日本化学会、錯体化学会、無機高分子研究会、複合系の光機能研究会

該当するSDGs

生体応用を指向した近赤外発光ポルフィリンガラスの創製

「生体の光学窓」と呼ばれる近赤外波長領域は、生体組織の吸収・散乱・自家蛍光が最小となり、非侵襲性のin vivoイメージングに有効とされています。有機発色団で近赤外波長での吸収・発光を行うためには非発光性の会合種形成を抑制しながらπ電子系を拡張し、熱失活しやすいことから近赤外発光を示す有機色素の開発は非常に困難とされてきました。われわれは光合成にヒントを得て、ポルフィリンをガラス化することによりこの課題を打破し、1000 nm付近で固体近赤外発光する材料創製を行っています。
その他の研究内容

アセチレンの保護基であるトリメチルシリル基を直接Si/Cuトランスメタル化し、つづくCu/Pdトランスメタル化を経由してsp炭素–sp2炭素結合を構築する手法を開発した。この反応手法の応用探索を行っている。

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