接着接合継手の強度信頼性向上のための表面処理技術の開発、積層造形材の特性改善のための造形法の開発
研究者紹介ページ
機械工学系
武末 翔吾
Takesue Shogo
機械工学系
武末 翔吾
Takesue Shogo

武末 翔吾 准教授
取得学位:
- 2013年3月 学士(工学) (慶應義塾大学)
- 2015年3月 修士(工学) (慶應義塾大学)
- 2019年3月 博士(工学) (慶應義塾大学)
職歴:
- 2018年04月~2019年03月 日本学術振興会 特別研究員 DC2
- 2019年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2023年09月~2024年03月 University of California, Davis, Visiting Scholar
- 2025年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授
所属学会: 日本材料学会、日本機械学会、砥粒加工学会、日本熱処理技術協会、日本鉄鋼協会
表面処理・熱処理による高機能金属材料の創成
機械システムの小型化や高機能化、使用環境の過酷化などに伴い、それらに使用される材料には、従来以上に優れた特性が要求されています。材料の特性は材料の微視組織と密接に関連しており、材料を高機能化するためには微視組織を適切に制御することが重要です。特に、疲労破壊や腐食、摩耗などの損傷は材料の表面から生じます。そこで、各種表面処理、熱処理を施すことにより、金属材料表面の微視組織を制御し、高機能化させる研究を行っています。これまでに、微粒子を高速で材料に投射する微粒子ピーニングや、高速加熱が可能な高周波誘導加熱などを利用して、鉄鋼材料、チタン合金、アルミニウム合金などの摺動特性や疲労特性の向上を実現しています。
その他の研究内容