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研究者紹介ページ

デザイン・建築学系

松田 剛佐

Matsuda Kosuke

松田 剛佐 助教

  • 1996年04月~ 大石治孝建築設計事務所
  • 1997年05月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 2001年04月~ 加悦町史編纂調査執筆委員 建築・町並み部会
  • 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2013年09月~ 学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学 非常勤講師

所属学会: 日本建築学会、日本民俗建築学会、茶の湯文化学会、建築史学会

該当するSDGs

近世の建築材料としての木材の生産・流通・消費の研究

日本の伝統的木造建築に用いられた木材について、建築史・木材生産史の視点から建築材料として捉えなおすことで、市場経済が成立した近世における、木材の「生産・流通・消費」のシステムの実態について研究している。殆ど全ての建築が木材で作られていた当時の日本で、育成に時間がかかり必要時にすぐには用意できない自然素材である木材が、輸入に頼らずに国内だけでどの様に賄われていたのか【生産・流通】。また当時世界有数の人口であったと考えられている近世日本で、木造建築やその材料がどの様に運用されていたのか【消費(材種・規格・数量)】。生産量の急増を望めない自然素材である森林資源、それを建築材料として循環させ得た歴史的状況を明らかにすることは、現代の森林資源問題を考察するのにも有効であると考える。

その他の研究内容

伝統的木造建築および近代和風建築の文化財としての保存に関わる調査研究

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