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研究者紹介ページ

法人本部

吉本 昌広

Yoshimoto Masahiro

吉本 昌広 学長

  • 1988年04月~ 京都大学工学部 助手
  • 1995年10月~ 京都大学大学院工学研究科電子物性工学専攻 講師
  • 1997年03月~ 京都工芸繊維大学 助教授
  • 2004年04月~ 京都工芸繊維大学 教授
  • 2015年04月~ 京都工芸繊維大学 副学長
  • 2018年04月~ 京都工芸繊維大学 理事・副学長
  • 2024年04月~ 京都工芸繊維大学 学長

所属学会: 応用物理学会(フェロー)、電子通信情報学会、IEEE(米国電気電子学会)、電気学会 等

該当するSDGs

ビスマス含有Ⅲ-Ⅴ族半金属半導体の創製とデバイス応用

Ⅲ-V族半導体や、非晶質半導体、シリコン、プラズマ・光プロセス、発光現象などを対象に、やりたい研究、やるべき研究、稼ぐ研究の区別を意識しながら幅広く研究に取り組んできました。やりたい研究として、ビスマス含有Ⅲ-V族半金属半導体の創製を手掛け、この半導体で世界初のレーザ発振を実現しました。サイバー空間を成り立たせているシリコンは、産業上はもちろん、工学教育の面からも、やるべき研究の対象です。シリコンの過渡的電気特性や発光特性をもとに、集積回路などの性能に大きく影響する結晶欠陥の分析を進め、産業界にささやかな寄与をしています。半導体を作り、加工し、デバイスに仕上げ、特性を分析することで得られた知見と経験を活かして共同研究を進め、稼ぐ研究として研究設備・環境を改善してきました。

その他の研究内容

このほか、放熱性能を高めたシリコン複合貼り合わせ基板や、リモートプラズマCVDによる低損傷絶縁膜堆積法、極低温サブミクロン解像度発光顕微鏡などを提案し研究開発してきました。最近はモット転移型ニューロモルフィック半導体の研究に関与しています。

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