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研究者紹介ページ

繊維学系

奥林 里子

Okubayashi Satoko

奥林 里子 教授

  • 2007年06月~ 京都工芸繊維大学 准教授
  • 2017年04月~ 京都工芸繊維大学 教授

所属学会: 繊維学会、日本繊維機械学会、化学工学会、 日本学術振興会第120委員会

該当するSDGs

超臨界流体や放射線を利用した繊維の機能加工

超臨界流体や放射線を使って、繊維や高分子材料に耐久性の高い機能を付与します。放射線はエネルギーがとても強く、浴びてしまうと人体に悪影響を及ぼしますが、我々はこのエネルギーをコントロールし放射線の種類を変えることで、材料の表面あるいは中心まで加工するプロセスを開発しています。一方、液体と気体の中間の密度を持つ超臨界二酸化炭素は、高分子材料の中に(から)低分子化合物を入れる(取出す)プロセスで、水に代わるグリーン媒体として期待されています。水と違って材料が濡れないため乾燥や廃水処理が必要ないだけでなく、水では入れることができない化合物を繊維内に取り込むことで、これまでにない機能性材料の開発に取り組んでいます。

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