・視聴者の表情を用いた、人手を介さないマルチメディアコンテンツの評価
・伝統技能における動作の解析、動作データのデータベース化、教示システムの構築
・映像中の人物の行動認識を用いた、学習態度の管理・高齢者の見守り等
研究者紹介ページ
情報工学・人間科学系
野宮 浩揮
Nomiya Hiroki
情報工学・人間科学系
野宮 浩揮
Nomiya Hiroki
野宮 浩揮 准教授
- 2008年10月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2016年01月~ 京都工芸繊維大学 准教授
所属学会: 情報処理学会、人工知能学会、日本データベース学会 等
表情からの感情推定を用いたマルチメディアデータ検索
スマートフォンをはじめとした、マルチメディアデータを扱う様々な機器の発展により、日常の行動や体験を画像や映像などのマルチメディアデータとして記録することが容易になっています。これに伴い、個人でも多くのマルチメディアデータを所有するようになってきており、タグ付けなど既存の手法でデータを管理・検索するのは困難です。そこで、画像や映像中の人物の表情をもとにして人物の感情を推定し、喜びや驚きなど、何らかの感情が現れているシーンを重要なシーンとして検索・提示するシステムの確立を目指しています。人の抱く感情の種類や強さは様々なので、感情を推定する際には、表情の種類だけでなく、表情の強度も推定することにより、多様な感情が現れているシーンを的確に検索・提示することを目標としています。
その他の研究内容