上述の研究に加え、地震災害時のエレベータの利用を目指し、地震時の振動分析と制御の研究を行っています。現在は地震時にエレベータは利用できませんが、地震時の避難や余震の頻発する地震後にエレベータを利用できれば都市利用の自由度が格段に上がります。
研究者紹介ページ
機械工学系
三浦 奈々子
Miura Nanako
機械工学系
三浦 奈々子
Miura Nanako
三浦 奈々子 准教授
- 2011年04月~ 慶應義塾大学大学院 日本学術振興会特別研究員DC1
- 2014年04月~ 鹿児島大学大学院 助教
- 2015年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2022年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授
所属学会: 日本機械学会、日本建築学会、計測自動制御学会、日本地震工学会
停電中の地震時に効果を発揮する発電免震装置
大地震時には停電が発生することも多く、振動問題とともに電力的な問題(非常灯の点灯は避難の際にも重要)も生じます。その問題を解決するために、振動を抑える免震装置に電力を回生させるためのモータを設置する手法を提案しています。これにより、振動エネルギーを電気エネルギーとして取り出し、振動低減とエネルギー獲得を両立させます。
その他の研究内容
パテント
カタログ