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研究者紹介ページ

機械工学系

外岡 大志

Tonooka Taishi

外岡 大志 准教授

  • 2014年04月~ 東京大学生産技術研究所 特任研究員
  • 2014年09月~ 日本学術振興会海外特別研究員(BioCircuits Institute, University of California, San Diego)
  • 2016年09月~ BioCircuits Institute, University of California, San Diego Postdoctoral Fellow
  • 2018年03月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2023年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 化学とマイクロナノシステム学会、日本生物物理学会

該当するSDGs

細胞の動作原理を利用したマイクロ・ナノマシンの創製

従来の機械部品を微細加工し組み立てる方法ではロボットの微小化には限界があります。そこで我々は、直径数マイクロメートルにも関わらず様々な機能を有する「細胞」に着目し、細胞の動作原理や細胞を構成する材料を利用することで、マイクロ・ナノロボットを実現しようとしています。このように作られた微小なロボットは、原理上、細胞と直接コミュニケーションを取り情報処理できるので、血管内での病気の診断や治療などに応用できる可能性があります。
細胞膜を模擬した人工細胞膜カプセル:細胞の動作原理を利用したマイクロ・ナノロボットの原型
その他の研究内容

人工脂質二重膜マイクロチャンバの開発:マイクロ加工技術を応用することにより、細胞膜を模擬した膜に囲まれた微小空間を作製することができます。この膜に、調べたい膜タンパク質を導入すると、その膜タンパク質の物質輸送機能を高速・高感度に計測することができます。創薬ターゲットのスクリーニングに応用できる可能性があります。

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