アルツハイマー病の病原タンパク質の異常凝集を抑制するナノ材料の開発
ペプチドおよびタンパク質を用いた材料表面改質技術の開発
機能性ペプチドを用いた新規生体材料の開発
研究者紹介ページ
分子化学系
和久 友則
Waku Tomonori
分子化学系
和久 友則
Waku Tomonori
和久 友則 准教授
- 2009年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2021年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授
所属学会: 高分子学会、バイオマテリアル学会、日本化学会
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がん免疫療法への応用を指向した抗原デリバリーシステムの構築
がんペプチドワクチン療法は、患者への負担や副作用が小さいことから、従来法に代わる新たながん治療法として注目されています。しかし、未だ実用化には至っておらず、問題点が多くあります。ナノサイズの分子集合体をキャリアとして用いたワクチンデリバリーシステムの構築は、実用化を阻む問題に対する解決法のひとつとして有望視されています。これまでに、種々の機能性分子素子を組み込んだ“球状”ナノ粒子がデリバリーキャリアとして開発されてきました。これに対して本研究では、ナノキャリアの形態が流体中での動的挙動や細胞との相互作用に与える一つの因子であることに着目し、ファイバーやロッド形状のペプチドナノ会合体をキャリアとして用いた抗原デリバリーシステムの開発に取り組んでいます。
その他の研究内容