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産学連携協力会

設立趣意書

●京都工芸繊維大学創造連携センター(旧 地域共同研究センター)は平成2年に設置され、平成5年には大学キャンパス内にセンター建物が竣工しました。同センターの目的は、民間企業と大学の交流を活発に行い、大学が社会に貢献し、また地域に不可欠な存在となるために必要な事業の一端を担うことにあります。

●同センターは設置以来、民間との共同研究の促進、民間からの科学技術相談の実施、高度技術研修による民間技術者への技術指導、シンポジウムや講演会を通しての科学技術情報の公開などの諸事業を積極的に展開し、産官学協力体制の促進、特に地域産業界の技術者の育成と科学技術開発の支援に多大の成果を挙げてきました。

●わが国の科学技術振興の中心をなす大学の学術研究に対する産業界の期待と要請はますます拡大しています。特に、昨今の科学技術の高度化・複合化は著しく、産業界と大学の協力によって初めて解決に至るような課題が増大しているのが現実です。大学が学術研究における本来の使命と特色を踏まえつつ社会の期待と要請に応え、その研究成果と研究機能を民間企業の技術力と開発力の向上のために活用することは、大学の社会への貢献という使命に照らしては当然のこと、大学における教育研究を活性化する点からも非常に有意義なことと考えられます。以上の観点から、京都工芸繊維大学創造連携センターによる諸事業がますます充実し、民間企業と京都工芸繊維大学の交流が強化されることは産業界にとって真に喜ばしいことであります。

●これらの事業の遂行には多大の経費を必要としますが、今般の国の厳しい財政事情を考えるとき、国に新たな経費を求めることは困難と言わざるを得ません。そこで今回、地域産業界を始めとする民間企業が京都工芸繊維大学創造連携センターの財政の一部を支援し、同センターと協力して産学交流の一層の促進を図ることが必要であるとの結論に至り、『京都工芸繊維大学創造連携センター産学連携協力会』を設立することになりました。同センターにおいては、本協力会の設立を機に産業界との連携を一層強め、特色ある学術研究・科学技術を通して各民間企業の個性豊かな発展に寄与されることを期待する次第です。

●また産業界の各社におかれましては、本趣意書に賛同されまして、京都工芸繊維大学との交流を通して技術力と開発力の伸展を図られることを強く期待するものです。どうか御検討頂き、是非とも『京都工芸繊維大学創造連携センター産学連携協力会』に御加入賜りたくお願い申しあげます。 


京都工芸繊維大学地域共同研究センター産学連携協力会
発起人

京都商工会議所

会頭

稲盛 和夫

京都府中小企業団体中央会

会長

古川 敏一

社団法人京都工業会

会長

坂部三次郎

財団法人京都府中小企業振興公社

理事長

松尾 正郎

財団法人京都産業技術振興財団

理事長

西八條 實

財団法人京都産業情報センター

理事長

立石 義雄

オムロン株式会社

副会長

陣川 公平

株式会社川島織物

社長

南  莊郎

株式会社島津製作所

社長

藤原 菊男

日本電池株式会社

社長

根岸  茂

村田機械株式会社

社長

村田 純一

京都工芸繊維大学
地域共同研究センター運営委員

教授

山口 重之

京都工芸繊維大学
地域共同研究センター運営委員

教授

牧野 圭祐

京都工芸繊維大学
地域共同研究センター長

教授

黒川 隆夫

京都工芸繊維大学
地域共同研究センター専任教官

助教授

西村 太良

1996 (平成8) 年7月26日時点



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