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研究者紹介ページ

材料化学系

水口 朋子

Mizuguchi Tomoko

水口 朋子 准教授

  • 2010年04月~ 日本学術振興会特別研究員
  • 2012年04月~ 分子科学研究所 特任研究員
  • 2014年04月~ 大阪大学 特任研究員
  • 2014年07月~ 名古屋大学 研究員
  • 2015年03月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2020年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 日本物理学会、高分子学会、日本シミュレーション学会、分子シミュレーション学会

該当するSDGs

分子集合体としてのソフトマターの物理

高分子や界面活性剤などのソフトマターは、分子が自己集合して構造を形成することが一つの特徴である。例えば、タンパク質や脂質分子の集合体である生体膜や、界面活性剤の集合体であるミセルなど、生命から物質まで、我々の周辺に数多く存在する。私は計算機シミュレーションを使って、分子集合体としてのソフトマターの性質を解明することを目指している。いま取り組んでいる研究の一例として、生体膜やミセルへの物質分配がある。シミュレーションで分子の位置や配向を細かく制御することによって、どのような条件で物質が分配しやすいかを原子レベルで調べることができる。同様の手法で、高分子膜の透過や分離を調べることも可能である。

その他の研究内容

・ガラス転移メカニズムの解明:( 概要)単純な分子モデルを用いたシミュレーションでガラス転移とその関連現
象の解明を目指す。
・液体セレンの金属-半導体転移:(概要)セレンの構造変化から、金属-半導体転移のメカニズム解明に挑む。

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