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研究者紹介ページ

材料化学系

橋本 雅人

Hashimoto Masato

橋本 雅人 准教授

  • 1994年12月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2013年07月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 高分子学会、日本物理学会、日本顕微鏡学会、繊維学会

該当するSDGs

高分子結晶の融解記憶効果

結晶性高分子は融液から結晶化すると、多くは球晶というモルフォロジーが融液の中に生成します。一旦それを融点以上で融かして結晶が消えた後、再び温度を下げて結晶化させると、もとあった場所と同じ位置に球晶が成長したり、もともと球晶が存在した領域に球晶がたくさん成長したりする、いわゆる融解記憶効果が現れます。これは高分子特有の現象であり、高分子は鎖状で動きにくいので、融点以上でも結晶が解けきらずに残っていることに起因すると考えられますが、まだまだ分からないことは多いです。
そこで、様々な条件で結晶化・融解・再結晶化させ、色々なモルフォロジーを生成してこの融解記憶を調べています。

その他の研究内容

研究分野:高分子物理学、結晶物理学

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