研究者紹介ページ
応用生物学系
加藤 容子
Kato Yasuko
応用生物学系
加藤 容子
Kato Yasuko
加藤 容子 准教授
- 2008年10月~ 京都工芸繊維大学 非常勤研究員
- 2009年01月~ 理化学研究所 研究員
- 2013年03月~ Cincinnati Children’s Hospital Medical Center Research Associate
- 2015年03月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2020年03月~ 京都工芸繊維大学 准教授
所属学会: 日本分子生物学会
ショウジョウバエの受精嚢形成制御機構の解明
雄から受け取った精子を受精まで体内に蓄え貯蔵するために受精嚢と呼ばれる内部生殖器官を持つ動物は少なくない。ショウジョウバエ雌では精子を一時的に蓄える環状受精嚢と長期的な貯蔵場所である受精嚢を保有し使い分けている。昆虫の受精嚢数は種により様々であるが、受精嚢数と生殖能力の関連には不明な点が多い。本研究課題では、キイロショウジョウバエの研究プラットホームを利用し、分子生物学的・発生生物学的アプローチにより受精嚢数を決定する分子機構、受精嚢数と生殖能力との関係を明らかにする。また、受精嚢数と妊性との関係を明らかにすることにより、不妊虫放飼や、種の保全技術等への応用に貢献することを目的とする。