T細胞におけるインターフェロンγなどのサイトカインの転写調節や血管内皮細胞におけるプラスミノゲンアクチベーターインヒビター1の産生機構に関する研究も行っています。
研究者紹介ページ
応用生物学系
片岡 孝夫
Kataoka Takao
応用生物学系
片岡 孝夫
Kataoka Takao
片岡 孝夫 教授
- 1992年04月~ 東京工業大学 助手
- 2001年08月~ 東京工業大学 助教授
- 2007年04月~ 東京工業大学 准教授
- 2007年05月~ 京都工芸繊維大学 准教授
- 2015年04月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 日本農芸化学会、日本分子生物学会、日本生化学会
炎症反応、低酸素応答、細胞生死の選択的制御と応用
慢性炎症は、がん、心血管疾患、代謝疾患の発症原因になります。一方、低酸素応答は虚血性疾患などで誘導されます。これらの生体反応を制御する多数の小分子化合物の同定と作用メカニズム解析によって、医薬品シーズやバイオプローブの創製を目指しています。
免疫系は、がん細胞や病原体を排除する強力な生体防御系です。細胞傷害性T細胞やナチュラルキラー細胞は、分泌型リソソームの一つである細胞傷害顆粒等を介して標的細胞を殺傷します。本研究室では、細胞傷害顆粒の構造や機能に関する研究を行っています。
ミトコンドリアは細胞生死を調節する重要な細胞小器官です。ミトコンドリアに局在するBCL-2ファミリータンパク質BCL-RAMBOが誘導する細胞死とマイトファジーの分子メカニズムの解明に取り組んでいます。
その他の研究内容