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研究者紹介ページ

応用生物学系

井沢 真吾

Izawa Shingo

井沢 真吾 教授

  • 1995年08月~ 京都大学食糧科学研究所 助手
  • 2001年04月~ 京都大学大学院農学研究科 助手・助教
  • 2009年02月~ 京都工芸繊維大学 准教授
  • 2024年01月~ 京都工芸繊維大学 教授

所属学会: 農芸化学会、生物工学会、分子生物学会、生化学会、酵母研究会、アメリカ微生物学会 等

該当するSDGs

ストレス下での酵母mRNA fluxの改変と発酵・醸造分野への応用

酵母をはじめとする真核生物では、ストレスによって翻訳が阻害されると非翻訳状態のmRNAがP-bodyやstress granuleとよばれるmRNP granuleに隔離され、生き残る上で本当に必要とされるごく一部のmRNAのみが優先的に翻訳されています。グルコース枯渇やエタノールストレス、木質バイオマスから生じるバニリンなどは細胞の翻訳を抑制してしまう非常にシビアなストレスです。我々は、エタノールやバニリンストレス下でも優先的に翻訳されているmRNAを同定し、その分子機構の解析を行っています。また、そのメカニズムを利用して、酵母の発酵能やバイオエタノール製造効率の飛躍的な改善に取り組んでいます。

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