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研究者紹介ページ

デザイン・建築学系

本橋 弥生

Yayoi Motohashi

本橋 弥生 准教授

  • 2003年4月〜2006年6月独立行政法人国立美術館 国立新美術館設立準備室 研究員
  • 2006年7月〜2010年4月独立行政法人国立美術館 国立新美術館 研究員
  • 2010年4月〜2022年3月独立行政法人国立美術館 国立新美術館 主任研究員
  • 2022年4月〜2024年3月学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 教授
  • 2024年4月~京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 服飾美学会、日本デザイン学会、Association for Asian Studies, ICOM Costume

該当するSDGs

近現代ファッション文化研究、染織服飾文化研究と保存

文化の歴史は現在と未来を繋ぐ鍵であり、今後の文化のあり方を考える上で、 極めて重要な役割を果たします。これまでの研究では、社会の近代化とともに、人々が新しい文化を創造してきたことに着目し、特にファッション文化の歴史に焦点を当てて、展覧会などの形で成果を発表してきました。近現代のファッション文化は、学術的な研究対象とされるようになったのはごく最近のことです。その間、多くの作品や資料が失われ、当時の状況を正確に把握することが困難な状況にあります。このため、日本の近現代ファッション文化に関する調査を中心に、資料の収集やオーラルヒストリー記録などの取り組みを行ってきました。
今後は、日本の伝統的な染織文化も射程に入れて国際的な視点で捉え、現代社会との融合を促進するための研究にも力を注いでいきたいと考えています。

その他の研究内容

上述の研究に加え、
1)日本のモダンファッションの形成過程とアイデンティティの構築について、アメリカやフランス、東アジア諸国との関わりのダイナミズムの中で考察する研究
2)ファッションとファッション産業の国際地域比較研究
も行っていきたい。

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