薬剤の容器や子供用の鞄など、身近な工業製品を対象に、生活者の行動観察から導く問題発見及びデザインソリューションの創出を行なっています。
研究者紹介ページ
デザイン・建築学系
畔柳 加奈子
Kuroyanagi Kanako
デザイン・建築学系
畔柳 加奈子
Kuroyanagi Kanako

畔柳 加奈子 助手
- 2005年04月~ パナソニック株式会社
- 2013年03月~ 京都工芸繊維大学 助手
所属学会: 日本デザイン学会、意匠学会
プロセスのデザイン 組織的な創造活動における方法論
ものづくりの現場では様々な分野の専門家らとデザイナーとの協業が必須となっていますが、依然としてデザインプロセスの実行は分野をまたぐ理解が難しく、デザイナーのスキルに委ねられています。これまでの研究では、企業内で実際に行われた新商品開発の事例分析から、商品コンセプト設計以前に質の高いニーズを定義できるか否かが新商品開発の成功・不成功の分かれ目であることを明らかにし、効果的なニーズ定義プロセスを独自に定義しました。現在の研究では、このニーズ定義プロセスに対して、テキストマイニングを用いて質的な分析を支援する具体的手法を模索しています。また、これらの手法を実際の共同研究等において積極的に実用し、精度の向上を目指しています。
その他の研究内容