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研究者紹介ページ

電気電子工学系

鐘ケ江 一孝

Kanegae Kazutaka

鐘ケ江 一孝 助教

  • 2019年04月~ 日本学術振興会 特別研究員
    (DC1)
  • 2022年03月~ 京都工芸繊維大学 助教

所属学会: 応用物理学会

該当するSDGs

ワイドバンドギャップ半導体中の欠陥評価

半導体結晶の電気的・光学的性質は、結晶中のわずかな量の欠陥によって決定されます。このため、半導体材料のポテンシャルを最大限に引き出したデバイスを作製するには、半導体結晶中の欠陥を精密に制御する必要があります。特に欠陥の密度を正確に定量することは、成長炉・デバイスプロセス装置の改良や成長条件・デバイスプロセス条件の最適化のために重要です。欠陥の中でも、原子レベルの変位である点欠陥に着目し、その局在した電子状態(欠陥準位)を過渡容量分光法により測定しています。半導体結晶中の着目したい点欠陥に合わせた欠陥密度の定量手法の開発を行い、点欠陥の性質を調べて学理を深めつつ、得られた情報をフィードバックして結晶成長・デバイスプロセスの改善に貢献することを目指しています。

その他の研究内容

導電性GaN及びSiC基板の光学的・電気的評価、ホモエピタキシャル成長n型GaN層中の炭素アクセプタ密度の精密
定量、SiC中のデバイスプロセス誘起欠陥の密度深さ分布の定量、β-及びκ-Ga2O3の結晶成長と欠陥準位の定量

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