植物の光合成機能の環境応答機構
私たちは、植物の光合成がさまざまな環境ストレスにどのように応答するのか、そのメカニズムを明らかにする研究や、どのような種がストレスに強いのかを評価する研究を行なっています。研究テーマとしては、温暖化の緩和に有用な樹木種の探索、シダ植物の光利用メカニズムの解明、コケ植物の重力応答機構の解明などがあります。
研究者紹介ページ
応用生物学系
半塲 祐子
Hanba Yuko, T.
応用生物学系
半塲 祐子
Hanba Yuko, T.

半塲 祐子 教授
- 1997年04月~ 日本学術振興会 特別研究員
- 1998年12月~ 岡山大学 資源生物科学研究所(現:岡山大学 資源植物科学研究所) 助手
- 2004年12月~ 京都工芸繊維大学 助教授
- 2012年04月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 日本生態学会、日本植物生理学会、日本植物学会、日本景観生態学会
安定同位体を利用した植物の環境応答に関する研究
植物は食料や建築材として利用されるだけでなく、大気から二酸化炭素を吸収し温暖化を抑える重要な役割を担っています。このような役割の基礎となるのが光合成のはたらきです。私たちは、安定同位体を利用して、植物の光合成の環境応答機構を詳細に解明しています。 テーマとしては、植物の膜タンパク質であるアクアポリンの二酸化炭素輸送機構の解明、大気汚染ストレスに対する街路樹の光合成応答などがあります。

その他の研究内容