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研究者紹介ページ

電気電子工学系

島﨑 仁司

Shimasaki Hitoshi

島﨑 仁司 准教授

  • 1990年04月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 1993年10月~ 京都工芸繊維大学 講師
  • 1999年12月~ 京都工芸繊維大学 助教授
  • 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 電子情報通信学会、IEEE (米国電気電子学会)

該当するSDGs

導電性織物を用いた高周波回路

金銀糸と呼ばれるアルミ等の金属を含んだ糸が、西陣織など装飾用の織物を織る際に、数百年以上も前から使われています。そのような金属糸を織り込んだ導電性織物を用い、無線通信などに使用される高周波回路を設計・試作・特性測定しています。織物を使った電子機器を構成することで、着られる/身に着けることのできる、いわゆるウェアラブルデバイスとなります。これまでに一例として、Bluetoothや無線LANに使用されている2.4 GHz帯のアンテナを試作しました。特長は曲げられることで、衣服の中に自然に組み入れることができます。なお、導電性をもつ布であれば、織物でも不織布でも構いません。電子機器の製作に日常の衣服と同様の素材を使用することが、ボディエリアネットワークやユビキタス社会構築への可能性を広げます。

その他の研究内容

研究分野:電磁波工学、無線通信工学、電子デバイス・電子機器
研究課題:産業用IoTのための無線通信機器
農場におけるセンサネットワーク構築のための電波伝搬特性調査

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