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研究者紹介ページ

材料化学系

細川 三郎

Hosokawa Saburo

細川 三郎 教授

  • 2007年04月~2007年04月 京都大学 大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻 産学官連携研究員
  • 2007年05月~2013年03月 京都大学 大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻 助教
  • 2013年04月~2015年09月 京都大学 学際融合教育研究推進センター 触媒・電池元素戦略研究拠点 特定講師
  • 2015年10月~2021年03月 京都大学 学際融合教育研究推進センター 触媒・電池元素戦略研究拠点 特定准教授
  • 2021年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 触媒学会、セラミックス協会、日本化学会、希土類学会、石油学会、近畿化学協会

該当するSDGs

新規環境触媒材料および酸素貯蔵材料の開発

環境触媒の代表的な例は貴金属元素を含む自動車触媒であり、貴金属表面において排ガス中に含まれるCOやNOは無害なCO₂やN₂に分解されます。また、自動車触媒には酸素貯蔵材料も搭載されており、走行モードに応じて変動する排ガス中の酸素濃度変化を緩和させる役割を担っています。我々は、固体内部に酸化物イオン欠陥を有するFe系複合酸化物が既存材料に匹敵する酸素貯蔵能を有すること見出しています。さらに、この材料を活用したPd触媒は排ガス浄化に有効に作用し、表面だけでなく固体内部も触媒反応に大きく関与していることを明らかに しています。これらの研究成果を基に、年々深刻化していくことが予想される環境汚染や石油資源の枯渇問題の解決を目指して、「環境・エネルギー」の観点から新規触媒材料の開発を進めています。

その他の研究内容

研究分野: 動的挙動観察に軸をおいた放射光分光、分子プローブを用いた表面構造解析、有機溶媒中での金属酸
化物ナノ結晶合成

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