製作された歯車の形状偏差データをネットワーク化し、偏差要因を推定する研究を行っています。また、歯車のかみ合い振動を人工知能を利用して解析し、歯元き裂の有無を推定するシステムの開発を行っています。
研究者紹介ページ
機械工学系
射場 大輔
Iba Daisuke
機械工学系
射場 大輔
Iba Daisuke

射場 大輔 教授
取得学位:
- 1997年3月 修士(工学) (法政大学)
- 2005年3月 博士(工学) (京都工芸繊維大学)
職歴:
- 2005年06月~ 京都工芸繊維大学 助手
- 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 助教
- 2010年01月~ 京都工芸繊維大学 准教授
- 2020年02月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 日本機械学会、計測自動制御学会、自動車技術会、日本地震工学会
損傷の予兆検知が可能なスマートギアの開発
機械装置が自らの完全性を自覚し、構成要素の損傷や劣化を予見する能力を持つことにより、機械装置の可用性を高度に保ちつつ、保全を効率的に行うことが可能となります。本研究では、完全性を自覚できる機械装置の具現化を目指して、歯車に導電性インクを印刷することでセンサ機能を与え、回転中に状態が観測できるスマートギアを開発しています。現在、歯車に導電性インクを印刷できるレーザー印刷機を開発し、センサ及びその情報を送受信するシステムを構成する回路の印刷を試みています。

その他の研究内容