微生物の分離技術の開発:自然界から有用微生物を迅速かつ選択的に分離するための技術開発を行っています。
化成品のバイオベース化:遺伝子組換え微生物を用いて植物原料から工業原料を発酵生産するための技術開発を行っています。
研究者紹介ページ
繊維学系
麻生 祐司
Aso Yuji
繊維学系
麻生 祐司
Aso Yuji

麻生 祐司 教授
取得学位:
- 2001年3月 修士(農学) (九州大学)
- 2004年3月 博士(農学) (九州大学)
職歴:
- 2004年04月~ 九州大学 研究員
- 2005年04月~ 京都大学 研究員
- 2006年01月~ 島根大学 講師
- 2008年04月~ 島根大学 准教授
- 2010年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授
- 2017年04月~ Arizona State Univeristy 客員研究員
- 2021年03月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 日本農芸化学会、日本生物工学会、高分子学会
関連キーワード
微生物によるプラスチック原料の発酵生産
微生物の生産する種々の代謝物のうち、重合反応性を示すものはプラスチック原料として利用できます。これらは発酵生産可能であることから、その利用はSDGs達成の一助として期待されています。本研究室は世界に先駆けて自然界からビニルモノマーを生産する微生物を簡便・迅速に分離する技術の開発に成功しました。現在、ビニルモノマーを始めとする発酵生産可能なプラスチック原料を生産する微生物の機能改変や発酵工学プロセスに関する研究に取り組んでいます。

その他の研究内容
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