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研究者紹介ページ

分子化学系

井本 裕顕

Imoto Hiroaki

井本 裕顕 准教授

  • 2009年04月~ 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
  • 2012年04月~ JSR株式会社 研究員
  • 2014年07月~ 京都工芸繊維大学 助教
  • 2019年01月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 日本化学会、高分子学会、近畿化学協会、錯体化学会

該当するSDGs

典型元素化学を基盤とした超分子・高分子の創出

従来の有機材料(高分子材料など)は、炭素・水素・酸素・窒素などの限られた元素を使って分子が構成されていました。有機材料に典型元素化学を取り入れることによって、従来の炭化水素系材料では達成できなかった物性や現象を実現しようと取り組んでいます。特に、私はケイ素とヒ素に注目しています。かご型のケイ素酸化物クラスターを有機化合物と組み合わせることによって、無機物由来の耐久性と有機物由来の柔軟性や設計性を両立させた材料になります。また、ヒ素化合物は毒性への懸念からほとんど研究が行われていませんでしたが、安全な合成ルートを開発したことによって、様々な有機ヒ素化合物を合成することが可能になりました。これらの材料は、それぞれの元素の特徴を反映したユニークな物性を示します。

その他の研究内容

研究分野:有機化学、高分子化学、錯体化学、無機化学
研究課題:従来材料のトレードオフを解消する新規物質の開拓
特異な光・電子機能を生み出す材料群の創出

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