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研究者紹介ページ

分子化学系

金折 賢二

Kanaori Kenji

金折 賢二 准教授

  • 1990年04月~ 日本チバガイギー(株) 国際科学研究所
  • 1995年07月~ 京都工芸繊維大学 助手
  • 1999年05月~ ペンシルバニア大学 研究員
  • 2001年07月~ 京都工芸繊維大学 助教授
  • 2007年04月~ 京都工芸繊維大学 准教授

所属学会: 日本化学会、日本生物物理学会、日本生物高分子学会

該当するSDGs

磁気共鳴分光学を用いた生体関連物質の構造機能相関

生体関連物質の化学構造や高次構造を核磁気共鳴(NMR)分光法や質量分析を用いて決定し、それらの作用機序を物理化学的な解析手法で明らかにしています。アミロイドを形成するタンパク質や、細胞の寿命や老化に関係している遺伝子末端テロメア部位のDNA配列、植物由来の抗酸化活性物質などを研究対象としています。2000気圧以上の圧力を印加した状態で、タンパク質や核酸の高次構造変化を解析し、平衡定数を含む熱力学パラメーターや、反応速度定数を決定して機能解析を行っています。分子動力学計算や分子軌道計算などのコンピュータケミストリーにより理論メカニズムを解明しています。食品成分の機能解析と高圧処理装置(~400MPa)による食品機能の改変についても研究しています。

その他の研究内容

上述の研究に加えて材料工学に関係する研究テーマを特色あるNMR装置で実施しています。
① 固体NMRを用いた高分子材料(粉末、フィルム、ゲルなど)の構造研究
② NMR微量プローブを用いた光触媒反応の解析
③ セラミックNMR試料管を用いた高圧NMR測定

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