アルカリ吸収液によるCO2の効率的分離とその有効利用
研究概要:セメント工場から排出されるCO2を分離し、セメント原料である炭酸カルシウムを生成する。
そしてこれをセメント材料として有効利用し、炭素循環を検討する。
研究者紹介ページ
繊維学系
谷口 育雄
Taniguchi Ikuo
繊維学系
谷口 育雄
Taniguchi Ikuo
谷口 育雄 教授
- 1999年04月~ 京都工芸繊維大学 助手
- 2004年09月~ マサチューセッツ工科大学 博士研究員
- 2007年04月~ 地球環境産業技術研究機構 主任/研究員
- 2012年12月~ 九州大学 准教授
- 2022年04月~ 京都工芸繊維大学 教授
所属学会: 高分子学会、日本化学会、化学工学会、日本膜学会、繊維学会、ACS
圧力可塑性高分子 生分解性高分子 CO2分離膜
火力発電所の排ガスなどに含まれるCO2を分離回収し、バイオマス由来の化合物と反応させて、室温付近で成形できる生分解性プラスチックを創成します。このプラスチックはサステイナブルであり、化石資源の保護とともに、低温で成形できるため省エネルギー成形加工(CO₂排出低減)が可能です。また、リサイクル性が高く、万一環境中に漏出しても、自然環境中で分解するため環境負荷も小さく、次世代のプラスチック材料として期待されています。
低温成形可能な生分解性高分子の創成によるプラスチックの循環
その他の研究内容
パテント
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