menu

研究者紹介ページ

分子化学系

岩田 寛

Iwata Kan

岩田 寛 特任助教

取得学位:

  • 2020年3月 学士(農学) (東京農業大学)
  • 2022年3月 修士(農学) (東京農業大学)
  • 2025年3月 博士(農学) (東京農業大学)

職歴:

  • 2025年5月~ 京都工芸繊維大学 特任助教

所属学会: 日本農芸化学会、日本生物工学会、American Society for Microbiology

該当するSDGs

微生物を用いた有用物質の生産

微生物は古くから、食品や医薬品、酵素などの有用物質の生産に利用されてきました。肉眼では観察できない存在でありながら、高度な機能を有する点に魅力を感じ、その生命現象の解明と社会への応用に向けた研究に取り組んでいます。

藻類を原料とした酵母によるエタノール生産
第三世代バイオマスである藻類は、食料と競合せず、海水でも栽培可能で、CO₂吸収能に優れることから、環境負荷の低減に貢献します。しかし、藻類に含まれる多糖類は、従来の酵母では直接的な利用が困難です。そこで、分子生物学的手法により酵母に多糖類の資化能を付与し、幅広い用途で利用されるエタノールの高生産を目指します。

その他の研究内容

未殺菌ハチミツから単離した酵母によるアラビトール生産に取り組んでいます。アラビトールは糖アルコールの一種であり、低カロリー、非う蝕性、インスリン非依存性の特徴を持ち機能性糖質・代替甘味料として期待されています。

researchmap
産学連携や研究支援に興味がある方 教員に応援メッセージを送りたい方