▼詳細
■研究の概要
近年、温室効果ガス排出量の削減要求や、直接的には化石燃料の高騰および電力不足のため、より一層のエネルギー効率の向上が社会的に強く求められています。具体的な対応策は、精緻な複合表面改質技術の応用による機械部品の摩擦・摩耗特性を顕著に改善し、エネルギー損失を極力低減することです。そこで、D L C 被覆(diamond-like carboncoating)を最終処理とする次世代複合表面を考案しました。この複合表面改質により、従来問題となっていたDLC層の耐久性を著しく向上させました。