▼詳細
■研究事例
提案技術は、動荷重を負荷された複雑形状の構造体の3次元応力場計測を目標にしています。本提案技術の実施例として、静加重を負荷された両端支持梁、動荷重を負荷された片持ち梁、座屈する長柱を挙げます。
特に、図7に示す動荷重を負荷された片持ち梁は、光弾性実験による応力場計測とは異なります。光弾性実験で3次元応力場を計測するためには、RPモデルを板状にスライスするために、実験条件ごとにRPモデルを作成する必要があります。また、負荷した状態で長時間過熱する必要があるため、繰返し実験を実施するのは困難です。提案手法では、RPモデルはスライスしないため繰返し使用が可能です。また、リアルタイムに3次元応力場を測定することが可能です。