▼詳細
■研究・技術のプロセス/研究事例
■組換えタンパク質を生産して機能解析します。
[実施例]
植物の活性酸素消去酵素アスコルビン酸パーオキシダーゼ(APX)の酸化損傷部位を質量分析法により同定して、その部位を改変することにより活性酸素耐性型APXを開発しました。この改変型APXは砂漠緑化の遺伝子ツールとしての利用が見込まれます。
■環境試料に含まれる微生物・動植物をDNA分析技術により同定します。
[実施例]
日本家屋の土壁の熟成中に増殖する微生物を同定しました。クロストリジウムは稲ワラのセルロースを分解、ジオバクターは粘土の酸化鉄(III)を還元すると推定されます。このように土壁の熟成には、微生物が重要な働きを担っていることが分かりました。