今年度は『ものづくりをデザインする』をテーマに,ものづくりの流れに焦点を当て,商品企画(デザイン)から材料・デバイス設計,品質管理まで,ものづくりにおける各段階の考え方について,事例を交えながらご紹介します.
日 時 平成29年11月27日(月)14時00分~18時00分
会 場 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 15号館1階 N105
参加費 無料
定 員 50名
対 象 中堅・中小企業製造業の経営者および技術担当者の方を優先します
主 催 京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 / 公益財団法人りそな中小企業振興財団
内 容 ● テーマ1 京都工芸繊維大学 大学戦略推進機構 西崎 友規子 講師
「心理学を生かした人間中心デザイン」
どのような製品であっても、それを選んで使うのは我々人間であり、人間を満足
させなければなりません。使いやすいもの、安全なもの、買ってもらえるものを作
るために、人間の心の仕組みを知ることの重要性とその方法を、自動車会社の事例
を交えて解説します。
● テーマ2 京都工芸繊維大学 大学戦略推進機構 岡久 陽子 助教
「各種バイオマス由来のセルロースナノファイバーおよびナノ複合材料」
すべての植物の基本骨格は、鋼鉄の5倍の強度、ガラスの1/50以下の線熱膨張と
いう優れた物性を有する幅4nmのセルロースナノファイバー(CNF)です。近年、人
類の持続的発展を支える新素材として急速に注目されているCNFの製造手法から物
性値、応用例をご紹介します。
● テーマ3 京都工芸繊維大学 繊維学系 西村 寛之 教授
「工業製品・部材の品質設計」
大量生産・使い捨ての時代から、良い製品を長く大事に使っていく時代に変わり
つつあります。日本の工業製品は安心して、長く使用できる大きな強みを持ってお
り、また多くの材料や部品を組み合わせて作られています。そこで、これら部品の
一つひとつに気配りされた材料選定や構造設計と、使用環境を考慮した部品の品質
評価が重要です。今回の講演では、工業製品・部材の品質設計、耐久性評価の事例
をご紹介します。
● 懇親会
申込締切 平成29年11月22日(水) (ただし定員になり次第締切り)
※ 申込み方法は,下記の参加申込書をご確認ください.
【 参加申込書.doc 】
問合せ先 京都工芸繊維大学 研究戦略推進本部 産学公連携室
E-mail:corc[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)
TEL:075-724-7933