▼詳細
■研究の概要
軽量かつ高機能な多孔質材料としてセルロース系スポンジが注目されています。特にセルロースナノクリスタルやセルロースナノファイバーを用いた材料は、生分解性、軽量性、高比表面積を併せ持ち、環境負荷の低い代替材料として期待されています。しかし、従来のエアロゲルやスポンジは構造的連続性や構成単位間の相互作用が弱く、化学架橋剤を用いないと構造安定性に欠けるという課題がありました。この問題を解決するため、ナノフィルムという2次元構造体に着目し、非溶媒誘起相分離(NIPS)とジェット紡糸(JS)を組み合わせた独自のNIPS-JS法(図1)を開発しました。